にっぽん食糧供給プロジェクト

2011年7 月の記事一覧

2011/07
7

旬ってなんだろう?

Posted on 2011 年 7 月 7 日 by takumi

じゃがいもには3度旬がある。

皆さん知っていましたか?

僕は生まれて30年間知りませんでした。

秋に採れる新じゃが。

これは有名ですよね。

そして雪の下で一冬眠っていた越冬ジャガイモ。

こもれ聞いたことある方はいらっしゃるでしょう。

そして、今回のField Agricationのメイン食材。

夏にしか食べられない若いも。


僕はこれを知りませんでした。

多分聞いたことある方もほとんどいらっしゃらないですよね。

日持ちしないため流通しないそうなので、当然といえば当然。

きっと農家だけが知っている旬なのでしょうね。


急に話が変わりますが、「旬」って何なんでしょうね?

僕は農産物が一番美味しい時期だと思っていました。

農産物の生命力が最も溢れる時期だと思っていました。


でも、本当にそうなんでしょうか?

一番美味しい時期が三度もあるのは変ですよね?

最も生命力に溢れる時期が3度もあるのはおかしいですよね?

だとしたら旬ってなんでしょう?


じゃがいもの三度の旬を人間に例えると、

若いもは幼少期。

新じゃがは青年期。

越冬じゃがいもは老年期。

こんな感じでしょうか。

そして、それぞれの時期特有の素晴らしさがある。

そこに順列はないんですよね。

幼少期だからこその可愛らしさ。

青年期だからこその力強さ。

老年期だからこその思慮深さ。

純真さや経験があるからこそ発揮されるんでしょうね。


きっと、旬もそうなんでしょう。

1日にして味わいがコロッと変わるわけじゃありません。

その時期特有の味わい深さがあるのでしょう。

それは、日を重ねるごとに少しずつ変化していくんでしょう。

人間と同じように。

そして、その一瞬を味わって美味しいと感じた人が、

それを旬と呼んでいるのでしょう。


これは私の持論です。

人の数だけ旬のとらえ方はあるんでしょう。

そう考えると旬って奥が深いですね。

辞典に書かれているとかそういうことじゃなくて、

人の数だけ感じ方があって。

人の数だけ味わい方があって。

人の数だけ美味しいがあって。

人の数だけ笑顔がある。


これを育む農業も本当に奥が深い。

食は幸せを運ぶ。

その食を創りだしているのは農業。

旬というのも、農業という概念のホンの一部分なんでしょう。


それぞれが考える旬。

それぞれが感じる農業。

おやせなはそれが知りたいと思っています。

だから交流会を開きます。

農業を通したコミュニケーション Agrication

様々な方と触れ合って、食や農業を理解しあっていく。

作り手が考える食や農業と、食べ手が考える食や農業は違うはずだから。

そして、その理解が深まっていけば、互いを認め合うことができる。

そして、支えあうことができるのだと信じています。


7/18に久しぶりに交流イベントを開催します。

ここでは、どんなAgricationが生まれるんだろう?

今から楽しみです。